ハートにモザイク

ライトに映ったシルエット

いつもの声聞こえたら つながってるよ

 

関ジャニズム。クリスマスに名古屋まで会いに行ってまいりました。

席に着いたのが15分前で、ノリについていけるかなぁ、とか心配しているうちにコンサートは始まっていて、2年の空白があるなんて信じられないくらい、目の前にいるのはわたしの知っているえいとさんで、だいすきなえいとさんで。最後に流れる映像での

 

この魔法もそろそろおしまい。

でも悲しむことはない。

思い出はいつだって 君の心の中にあるのだから。

君が願うならばまた会えるだろう。いつも。いつまでも。

君を彼らは迎えてくれるだろう。

 という言葉に、コンサートが始まってからずっと感じていた懐かしさやあたたかさは、えいとさんがちゃんとわたしの中の心の中にいてくれたからなんだなぁ、と感じました。

 

そしてやすくん、30を迎えたやすくんは相変わらずかわいくて、かっこよくて、そして何より色気が出てより素敵な男の人になっていましたね。コンサートの3時間、わたしの心はあなたに全部持っていかれていました。(笑) やっぱりやすくんは特別なひとです。ずっとずっと。

 

 

 

「また絶対会いましょう。その時までがんばっていきましょう。お互いいろいろあると思うけど。な。いつでも一緒なんで、関ジャニ∞と生きていきましょう。」ってすばるくんが言っていて、物理的距離感はどうしようもないけれど、精神的距離感は限りなく近くにいてくれる。一緒に生きている、歩いている。この距離感がたまらなく好きで、支えられて生きていたことを思い出しながら、この言葉に続くのがLIFE。

 

あの日かわした約束をずっと覚えているから 涙堪えて

 

そしてアンコールの無限大。

 

いつしか遠く離れても 確かな絆は途切れない

 

都合が良いと言われればそれまでだけれど、それでもえいとさんはいつまでもわたしの大事なひとたちだから。

 

10周年、本当におめでとうございます。

あなたたちをすきになれてよかった。会いに行ってよかった。もっともっと、高みを目指して。

 









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忘備録 :2014年下半期に見た/見返した映画(洋画)

レビューも時間があれば…

 

何かいい物語があって語る相手がいる限り人生捨てたもんじゃない。

カルペ・ディエム。(今日を掴め。)今を生きろ。

一本の鍵に合う鍵穴なんて無数の可能性がある。そこが面白い。鍵は必ず何かを開ける。

けんかを売るな。最後にケリをつけろ。

ラブロマンスを中心に、ロードムービージェンダー問題、イーストウッドにウッディアレン。みごとに傾倒していますね(笑)

必ず選ぶわ オンリーワンのエース



1年前の今日、帝国劇場の真紅のソファに座り、幕を見つめながら自分の行動力(衝動?)におもわず笑ってしまった。

わたしの心の中にいるはずもなく、ましてや名前を耳にするのは何年ぶり?そんな彼に惹かれて、数ヶ月後には会いに東京まで足が向かっていたよ。渡辺くんに、そして渡辺担の自分にはじめましてをするために。


幕が上がって彼を目にした時の胸の高鳴りも、舞台が無事おわって観客席を見上げながら肩の荷が下りたような顔でふわふわ手を振る彼のことを愛おしいと感じたことも今でも忘れられない。


「渡辺担」という響きが嬉しくて、鼻につんとくる冬の風と、ほかほかしている心を連れて歩いた東京、有楽町。




わたしはいわゆる「担当論」を読むのがすきで、様々な角度からの視点になるほどな〜と感嘆が漏れる日々なのですが、わたしはどうだろう、と考えたときに思い浮かぶ言葉は安定の語彙力のなさで「カチッとはまる」以外に出てこなくて。(笑)
この「カチッ」は例えばパズルのピース。例えば施錠の音。例えば踵を鳴らした音。例えば電気のスイッチ音。などなんでもよくて、頑張って言い換えると、「正しく清潔な音」。渡辺くんを見るたびに自分の中でストン、とその「正しく清潔な音」が心に馴染む、馴染む…う〜ん、落ちる?なんだろう(笑) わからないけど、本当にわたしにとってはそう感じるのです。



わたしは今まで神経を擦り減らすというか、ヤキモキしながら「悔しいけどすき!!!」みたいな感情ばかりを抱いてきたから←

この一年間、あの日抱いた優しい温度のまま、すきでいられることがとても嬉しいのです。

2年目も、同じ気持ちで渡辺くんを見つめていたいなぁ。だいすきだよー!


これからずっと、離れていてもきっといつでも心の底からあなたの人生がいいふうであるように、と思う。雨があたるときは少しでも優しく、風があるときにはいつもあたたかい部屋の中にいられるような、そんなふうになにかに包まれるような人生でありますように。ー王国その4 吉本ばなな


あの頃をしってる君へ。

STAFF REPORT | 夢のような2夜 | I am Dragon. 


この記事を読んだら「あの頃」に少し戻りたくなった。


サウダージ、あぁただすけくんのファルセットだー!ポンプさんの奏でる音だー!って、体はずっと覚えていて、いつでも感覚が蘇ってくる。

あれからもう8年も経ったんだね。

実質、わたしが「あの頃」のポルノチームの音楽を生で聴いたのは8年前のOMCツアーだけ。でも、ポルノを好きになって擦り切れるほど見たswitch やpurples、横浜ロマンスポルノに74ers、わたしにとって「あの頃」は濃密で特別で大切で、今でも映像を見ると胸の奥がきゅっとなる。


それから時が経って、全員ではないけれど「あの頃」のみんなで同じステージに立って音を奏でたという事実が嬉しくて思わず泣いてしまった。よかった、わたしが大切に抱えていた「あの頃」はみんなにとっても大切だった、その場にいることはできなかったけれど、文面だけで、twitterにアップされていた写真だけで、とても素敵な空間だったことはわかる。セットリストもずるいなぁ、泣かせるよなぁ。
毎回、というわけにはいかないけれど、彼らはきっとまた「あの頃」の続きを見せてくれるだろう。その日が今から楽しみで仕方ない!!!

変わらない愛のカタチ

 
 
 
9/20に横浜スタジアムまで行って参りました。初めての横浜ロマンスポルノ@横浜スタジアムが9年前?なのかな? その頃のわたしにとって横浜スタジアムはとても遠いところで、映像で見る世界で、そんな夢の世界にまさか数年後自分がその地に降り立っているなんて考えもしなかったです。
 
 
 
 
今回のセトリもひとくんが考えたようで。そうきたか〜!って曲が満載で、イントロが流れ始めた時の多幸感を何度も味わせてもらいました。前回のツアーで青春花道から始まりアポロで終わって、今回はアポロから始まり青春花道で終わりという粋なことをしてくれましたポルノさん。「ラブ・E・メール・フロム…ようこそ惑ワ不ノ森へ!」って最高すぎやしませんか!夕陽を背景に(口パクで)口ずさみながら、手拍子をしながら聴いたラビューラビューを聞いているときは本当に幸せだったなぁ。jazz upにPRIMEって!ねぇ!次のハードル上げすぎよ!?ってなったもん(笑) とにかく楽しい!が詰まっていました。
 
えらそうなこと言ってしまうけれど、わたしは前回のツアーの照明が気に入らなくて(笑) 今回の照明はすっごくよかったのです!特にダリアと黄昏ロマンスなんて最高。ダリアの赤紫色も黄昏ロマンスの赤色から青色に変わっていく姿もとても綺麗でした。リンクは6年前の淡路島のロマンスポルノの照明の鮮やかが忘れることができなくて。わたしの中で相当なことがないとあれを越えることはないから、もし今回したらどうしようって少し心配だったのだけれど(笑) 夕方に聴くリンクも赤色が映えて素敵でした。いらぬ心配でしたね(笑)
 
 
それからの黄昏ロマンス。今回のロマンスポルノで1番印象に残っているのはこの曲かもしれないなぁ。30歳を向かえて「僕たちの大切な曲」と優しい表情で歌い上げる、弾く2人がとても好きだったのだけれど、40歳になって、30代も終わりに差し掛かった2人の黄昏ロマンスは優しさと共に強さも感じられて。
 
僕らには始まりや始まってないものばかりさ ねぇ気づいてる?
 
というフレーズで、わたしがポルノと共に過ごしてきた時間と、これからも彼らと進んで行く未来があることに胸がきゅっとなって。あぁこのひとたちのことを好きでよかったと心の底から思いました。
 
 
男の子が惑ワ不ノ森を抜けた先にファンの映像が映し出されて、「森を抜けた先にいたのは、君なんです!君なんだ!!君なんだ!!!」から始まる青春花道よ!ついてこい!じゃなくて一緒に歩んでくれるポルノさんがすき。いつもいつもファンへの気持ちを声に出してくれてありがとう。「ええ顔しとるよ。」って「お前ら最高じゃ!胸はっていけ!自信持っていけ!」って背中を押してくれてありがとう。わたしは何かあったときはいつもこの言葉を思い出して自分を奮い立たせます。
 
ポルノをみんなのホームだと言ったひとくん。みんなここに帰ってきて、そしてここから進んでいくんだね。いつも温かくて居心地がいいライブを、ホームを作ってくれてありがとう。
 
 
 
 
そしてそして晴くん。40歳のお誕生日おめでとうございます。わたしが20歳を越えてるんだもん。そりゃあ晴くんも40になるわな。(笑) 
 
去年の今日もだいすきだったけど、今年の今日もだいすきです。きっと来年の今日もだいすきなんだろうな。

心からお誕生日おめでとう。

幸せでありますように。
2013 09/20
あいもかわらず今年も大好きでした(笑)
「昔の自分は、ギターを持ったら無敵だった」「今はどうだろう?」とMCで語った晴くん。でもあいかわらずギターを離さずにいるんでしょ?夢を描くペンで、晴くんでいるために離せないもので、前からそうで、これからもそうで。「たった一つの音にさえ真実があるんだよ」って教えてくれたのは晴くんでその音に導かれてわたしもここまで来たんだな~と一曲一曲を噛みしめて音に身を任せていました。
四十を迎えたあなたも最高に素敵だからもっともっと素敵なヤングボーイ(笑)でいてね!
 
 
 
一度助手席に乗ってしまった皆さんには、我慢してほしいと平に平にお願いするしかない。
綺麗な景色を見せたいんだ、
という言葉をどうか信じていただいて。

 まだまだ降りる気なんてないよ!まだまだ始まりや始まってないものばかりだからね!これからも一緒に進んでいきましょう!

 

15周年、そして40歳のお誕生日おめでとうございます!

そして最高の夏の思い出をありがとう!

 

 

冷静と情熱のあいだ

 わたなべくんについて語ってください♡

askで質問をいただいて、渡辺くんのステマをしようか迷ったのですがここはわたしの思う、わたしから見る渡辺くんについて書きたいと思います。質問してくださったかたはこんな重いものを求めていなかったとおもいますが(笑) フィルターかかりまくりです♡

 

 

 このエピソードがすきすぎて.˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚.

 

わたしはなべふか厨なのでよく2人を比較してしまう癖があるのですが、ふっかさんは「受け止めてくれるひと」なら渡辺くんは「守ってくれるひと」。

 

言葉になどできない涙だってあるさ

そんな時は何も言わず 君のそばにいる

悲しみの静寂に 君が消えぬように

光がどこかにあること 思い出してくれるように*1

 泣きたくなったらここへおいで

張りつめてる糸をそっと緩ませたらいい*2

 がふっかさんだとしたら

 

溶けるくらい甘いセリフが頭をよぎった

それでも背中で語ろう 言葉よりも確かに

 なのに

俺は男だからいつでも君を守るよ

俺は男だから悲しみの全て受け入れよう *3

 なのが渡辺くん。

 

話を戻しまして、はしことのエピね。財布も携帯も使えなくて、花火大会の日だから暑くてその上雨が降っちゃって、はしこもぷんぷんしちゃってて。このどうしようも中で、5時間はしこをなだめながら一緒に帰ってきたんだよ?!最後まで投げ出さずに一緒に歩いた渡辺くんだって雨の中不安だったろうし、*4はしなべわんこ2人まとめてよく帰ってこれたねー!不安だったねー!ってわしゃわしゃしたい気持ちになりました。

渡辺くんはすのーまんの舵取りだとわたしは思っていて、まとめるし、一人仕事もこなすし、今回のキスマイツアーでもレポを見る限りしっかり印象と結果を残して、どんどん次に繋げていっている渡辺くんが誇らしいけれど、もとは繊細な人だと思うので(笑) いらぬ心配とわかっていながらやっぱり心配してしまいます。

だからあははっ!ってお口あけて笑ってるのを見たら嬉しくなるし安心します。

カテコでにこにこしながらふわふわお手ふりしてるのも好き。

 

あと、きびきびしてるのに温度が低くてさらっとした中性的なダンスも好きだけど、感情剥き出しで踊っているところも好き。DVDでいうと滝ソロメイキング名古屋のデトロイト!あとシャララの間奏部分にパッパーン!って歌いながら腕を前に払うところと後半戦でキツくなってきたのか一瞬にやって笑うところ見るたびにどきどきさせられます。慣れない(笑) 

 

 あざといとか小悪魔とかリアルモテ度天井知らずだとか言われていて、一方で冷静にすののことを後ろから舵をとっていて、頼りがいのある兄ちゃんかと思えばただのあほなこだったりして。

見るたびに新しい一面を見せてくれるのが渡辺くんです。一番大好きって胸を張って言えるひと。


わたしみたいな盲目野郎でなければ渡辺くんは目障りだけど気になるアイツポジにふさわしいひとではないかと思います(笑)質問ありがとうございました♡




 

 

 

 

*1:この胸を、愛を射よ

*2:カゲボウシ

*3:Name is man~君の味方~

*4:5時間の中で彼がずっと優しかったのかはわかりませんが←

時には昔のはなしをしようか

7/11.12と戸塚祥太主演、「出発」を観劇してきました。

 
 
一言でいうと「戸塚祥太だった。」
 
 
 
失踪した父親を、「あんなことをしたから、わたしがこんなだから。」と責めながら帰りをただひたすら待ちわびる家族。でも実は父は東北に旅行に出かけていただけで、大騒ぎをしたため近所には言い出せず、家族が父を地下に住まわせているという。父親がそれ相当の理由で帰ってこれる環境を作ろうね、家族一眼となってがんばろうね、というお話。
 
 
父親が地下にいることは一幕の最後で明らかにされて、二回目の観劇の時はストーリーがわかっていたから、一幕の間に父親が玄関から戻ってくる機会を何度も用意していたのだなぁ、と気づいたのだけれど、いかんせん父親は地下にいるので帰ってこれるはずもなく。笑
 
原作をつかこうへいさんのサイトで拝見したのだけれど、オオサンショウウオや納豆売の件は原作からあったのね、*1
 
 
 
だいすきなシーンは父のひとり語り。
「わたし大宮の先に行ってみたかったんです。こどもの頃からの夢だったんです。」から始まり、
 久しぶりに大宮のおじさんの墓参りに行ったんです。あと15分、あと10分、小さい頃からの夢がふっと胸についてきたんです。そうだ、行ってみよう。大宮を突っ切ろう。あと3分、あと1分、もうだめだ。降りよう。でもわたし窓枠に必死につかまりました。目つぶりました。数を数えてみたんです。ひとつ、ふたつ、、、15,16、発車、やった。わたし全身に汗かいてたんです。初めての冒険だったんです。郡山でゆでたまごを2個食べたんです。おいしかったんです。
 
そっと布団に手足を伸ばしたんです。眠ってしまったんです。ふと心配になったんです。みんな探してるんじゃないだろうか。新聞読んでみたんです。誰も探してなかったんです。さびしかったんです。でも安心したんです。
 
明子さん、北の街の空は暗くないんです。青いんです。
 
わたし街に出てお土産買い込んだんです。もう誰にも文句は言わせねえ、口笛吹いたんです。夕暮れだったんです。
 
わたし、何ででしょう。靴脱いだんです。走ったんです。口笛吹いたんです。お別れの口笛だったんです。ちょっとさびしかったんです。
 
わたし、こんなに心配してくれていると思わなかったんです。わたし、うれしかったんです。わたし、幸せに思ったんです。
 
 
そして暗転になる。石丸さんのやわらかい口調で、特に「ゆでたまごを食べたんです。おいしかったんです。」がすごく印象に残っていて。
大宮を越えた父は口笛を吹く。俺は自由だと。そして靴を脱いで走ってまた口笛を吹く、今度はお別れの口笛を。わたしはここがよくわからなくて。自由になって、そして別れを告げる口笛を吹いたにも関わらずなぜいま家の地下にいるのか。もしくは自由な世界にお別れの口笛を吹いたのか。お土産を買って家に帰る、わたしの帰るべきは家なのだと、家族がいる場所なのだと。
だとしても最後の父の出発シーンはわからずじまいだった。*2
「さぁ、出発だ!父さんは後姿さ!いつだって!」
という一郎ちゃんのセリフで父は船に乗って出発するのだけれど、どこへ向かうのかさっぱりわからず。次のシーンでは家もなくなっているし。
「7つの海を駆け巡ってきた船乗りシンドバッド」というワードが何度か劇中に出てくるのだけれど、それも関係あるとしたならばやっぱり家に帰ってくるとは思えない。。。
 疑問点といえば死んだはずの義父も戻ってくるし、父は地下からでも富士山が見えるっていうし、「時には昔の話をしようか」とギターを抱え歌う戸塚くんに見ているときはきゃーってなってただけなのだけど、この歌詞も関係あるのかな?!なんでもないと思ってた一瞬の出来事にヒントが散りばめられていて完全にキャパオーバーです…
 
この「出発」という舞台は奥の細道の序文からはじまるのだけれど、
月日は百代という長い時間を旅していく旅人のようなものであり、その過ぎ去っていく一年一年もまた旅人なのだ。

船頭のように舟の上に生涯を浮かべ、馬子のように馬の轡を引いて老いていく者は日々旅の中にいるのであり、旅を住まいとするのだ。

どこに向かって「出発」したのかは問題ではなく、とにかくどこかへ「出発」したことが重要なのかな、そういうことにしよう。←
 
 
 
一郎ちゃんと戸塚祥太
 文頭で、一言でいうと「戸塚祥太だった。」と書いたのだけれど、わたしには一郎ちゃんは戸塚くんでしかなかった。

 演じることよりもその人がどう生きてきたか、その人間性を観客は見に来るのだと、言い続けたつか。その言葉を体現した戸塚の演技は、きっと天にいるつかを虜にさせたであろう。

とパンフレットに書かれていて。ちょうどダ・ヴィンチを読んだばっかりで、戸塚くんと戸塚くんのお父様の関係を重ねすぎたかもしれない。曲がったことは大嫌いで厳しくも愛情をたくさんかけて戸塚くんを育てられて、戸塚君もそのことを十分に感じてまさしくお父様の背中を見て育ってこられたのがひしひしと感じて。人一倍「家族」に関して思い入れがあるのだろうな。*3

 

 でも、だからこそ一郎ちゃんを演じることができたとも思っていて、平手打ちしたり、「女が男の言うことに口出すんじゃねぇ!」だとか「靴を出せ!」とかわたしだったらハァ???と言いかねない言葉を連発してくるのだけど笑
 
「愛の力は可能を不可能にするんだ。」と言い切ったり、
絶品なのはスーパーマンのシーンで、コートを羽織りキャリーケースを引いてどこかへ向かおうとする明子さんに対して俺はスーパーマンなんだって、俺はお前に笑顔を捧げるためにいるんだって、お前じゃないとだめなんだ、お前じゃないと力が出ないんだって。何もかも、お前の故郷も歴史も全部受け止めてやるから!この胸に受け止めてやるから!って。明子さんを見つめながらギターを弾く一郎ちゃんの目が優しくて甘くて誰よりも素敵な明子さんの旦那さんでした。
 
同時にとやっ!ちょっととやっ!って言いながら息を切らして飛び続ける一郎ちゃんに、えび座で
栄光と挫折が背中合わせになったこの世界でどんなに厳しい出来事がやってこようとも余すことなく楽しませていただきます!
と言い放った戸塚くんを重ながら、戸塚くんのファンにとっても戸塚くんはスーパーマンで飛ぼうとしている瞬間も、飛べないときも、飛べた瞬間もずっとずっと見てきたのだろうなぁ、戸塚くんのファンのひとはしあわせなんだろうなぁと誰やねんと言われそうな思いを胸に抱いていました。笑
 
 
あと何と言っても戸塚祥太は美しかった!もう本当に!笑*4
 

 
 横顔が見えるシーンが多くて、前髪をあげているからもろお顔が見えるわけで、ほんとこの髪型でいくって決めたひと天才かよ…と何度も思ってて笑
お母さんと六郎ちゃんとにこにこしながら椅子取りゲームをしていたり、蛾太郎さんのアドリブにお口ぷくーってしながら笑ってたり、セリフがつかえちゃったときにうんうんってうなづいていたり、汗でTシャツを濡らしながら飛び続けたり、(しかも体ががっしりしてるからTシャツがちょっとぴったりなの!!!!)*5、うつ伏せになって息を切らしてるシーンなんて色気髣髴しててほんと戸塚祥太恐ろしい…笑
 
最後のカテコで全体を見合わせて、カンパニーのみなさんとにこにこしていて、でも一瞬で顔をきりっとさせて、座長として深く頭を下げていた戸塚くんが本当に眩しかった。
 
 
わたしはつか作品は今回が初めてなので、好きだ苦手だなどは言えないのだけれど、考えれば考えるほどわからなくて、だからこそ魅力がある作品を作るかたなのだろうなぁ。
 
戸塚くんはどれだけの可能性を秘めているのだろう。もっともっと見てみたいな。そんな風に思わせてくれたこの作品に出会えてよかった。初座長、お見事でした!
 
 
 

*1:ニッキさんなんでこの件入れたの?ってずっと考えていた笑 いや、それにしてもこの件は必要…?必要だからあるのだろうけれど。

*2:わたしの理解不足なのだけれど

*3:男の子が欲しいって最近発言してたのも関係しているのだろうなぁ

*4:戸塚くんが美しいことはもはや常識なのだけれど

*5:お父さんが一郎ちゃんがこどもの頃に買ってあげたという設定もあるけれど