甘い香りにつつまれ
夏の夜風を受けながら、デザートに食べたピーチメルバの味を思い出していた。
目黒くんに降りる時、スピッツの桃を繰り返し聴いていた。こんな未来が来るなんて、本当に予想してなかった。
何も無かったよ 巡り合えた理由など
やっと始まる 窓辺から飛び立つ
ありがちなドラマを なぞっていただけ
あの日々にはもう二度と戻れない
他人が見ればきっと 笑いとばすような
よれよれの幸せを追いかけて
折角のデビューなのに、なんかめそめそしちゃったまま友人に会って話をしたら「いや目黒くんがデビューする世の中幸せすぎない?!」って言われて、せやな~?!?!って喜びが爆発した。(単純)
素敵予想外、素敵予想外、素敵予想外だ!
わたしが降りた時、目黒くんはまだ無所属Jr.だった。いつか来るかもしれないその時まで、入り込みすぎなようにしよう、傷つきたくないから。というよりそうやって予防線を張らないと無所担なんてできなかった。正直な話をするとデビューしてほしいというよりも、大学卒業まであと3年はいてくれるかなぁとばかり思っていた。そんな思いとは裏腹に目黒くんへの気持ちは増すばかりで次の機会を望む度に今回が最後かもしれない、と何度も自分に言い聞かせながら。永遠はない。せめて一瞬一瞬が少しでも長く続けばいいなって、そう思ってた。刹那を抱きしめるたびにいつも心の奥が痛くなった。
バックで出てる円盤をかき集めて小さく映る目黒くんのところを何度も見返した。同じラインのこが一列目に立ってる姿を見て悔しかったな!テキストを読んでいると内弁慶なこなんだなぁと思って、(笑) 初めて声を聞いたとき、早口で生意気そうだなぁとと思って、(笑) 初めて歌声を聞いた時は、少し鼻にかかっていて山Pに似た声だなぁと思った。まだ連載が始まる前に「選んでもらったからには全力でこたえたい」「頑張ることは当たり前」と答えていたね。愚直に前に進んでいく姿が愛おしかった。そうやって、ひとつひとつ目黒くんのことを知っていった。
今の堂々として持ってステージに立ってくれる目黒くんを目にするたびに、あるインタビュー記事とクリエのことを思い出す。
雑誌の記事で無所で野球をしていた。その中で目黒くんは背番号に787を付けていて、理由がちょっと惜しいヤツと答えていた。自分なんて、とまわりと比べて前に前に出ることができなかったのだろう。少し所在無さげにステージに立つ目黒くんに、もっと自信を持って欲しいなぁという気持ちで見つめてたのももう数年前なんだね。クリエで殺陣をする目黒くんに対して、このひとは斬れないひとだと感じた記憶がずっとある。最後の最後で、きっと目黒くんは相手の瞳の奥を見てしまうだろうと思ったから。そして、相手と面と向かって対峙するほどにある自分の中の正義もまだ感じなかったから。
だから、桃山ビート・トライブで楽器を携えて音楽という武器で仲間と戦う姿、スクアッドで野菜屋さんになるんだという強い意志を持って戦う姿を見れたときに目黒くんの中に正義を見つけた気がした。
いつも控えめだった目黒くんが、モデルをしたいって言葉にしてくれたときは本当に嬉しかった。どうしても夢を叶えて欲しかった。目黒からお知らせがあります。って亀梨くんが目黒くんをセンターに立たせてくれたときの心臓の鼓動が早くなっていく感覚は忘れない。ステージに堂々と立つ目黒くんは自信に満ちていた。目黒くんが持つそれは、相手を倒すためでなく大切なものを守るためにあった。矛にも盾にもなる武器を持つ目黒くんは無敵だ。目黒くんが歩んで来た道が「研いでくぞ剣、目黒蓮」に繋がっているような気がした。
目黒くんはシンデレラボーイだねってよく周りから言ってもらえるけれど、ここまで来たのは偶然なんかじゃないよ。黒子になるのもモデルをするのも自分からもアクションを起こし続けてた結果にチャンスが回って来て、タイミングも逃さなかった。運は自ら引き寄せるものだ。
これから先、訪れるかもしれない未来にわくわくが止まらない!デビューシングルが発表されるとSnowManを街中に見かけて、CD屋さんに大きくポップを作ってもらって、テレビラッシュに雑誌ラッシュ。CDを取り込んで歌詞カードを見ながら曲を聞いて、全国ツアーどこにいこう休みどうしようって嬉しい悩みを抱えるのかな。目黒くんが1人で雑誌の表紙を飾る未来も、誰の曲を歌うんだろうから目黒くんのためだけのソロ曲を聴けるかもしれない未来も、決して夢物語なんかじゃないんだもんなぁ。
“太陽が照っているところが明るいように、私のいるところが明るくなるの。だから自分がまず明るく、しあわせになればいいんです”
SnowMan、目黒蓮くん、CDデビューおめでとう!!!!!!!!!
もしも、迷ったときは自分のことを好きでいられる方の選択を。君たちの未来が光り輝くものでありますように!
おもっていること
「みんなもびっくりしちゃったよね💦」
「 心配かけてごめんね、みんなに受け入れてもらえるように大好きな宇宙SixもSnow Manもがんばるよ💪🏻 」
少なからずわたしはそんな優しい言葉を並べてもらうことを望んでいなかった。
既存のグループに飛び込むこと。
めちゃくちゃ怖いです。
イチオタクでさえ、2年前に浴びた言葉視線態度、今でも忘れられないです。
今度は兼任という形で。増員という形で。2年前よりも大きく増して批判の目に晒される。すの側がおいで!宇宙側が行っておいで!そうみんなが手放しで喜んで受け入れてもらえるニュースではなかった、と思う。また、目黒くんにが矢面に立たされる。この人事の起因ではないのに。 今回の件でわたしが何よりも悲しくて怒ったのはこのこと。
すのに対して加入させてもらうなんてわたしも1ミリも思わなかった。宇宙に対してもしもごめんね、と誰かが言うのであればそれは彼じゃない、絶対に。*1
手招きされてないところに飛び込むの、本当に本当に怖いんだよ。経験してるからこそ、余計に怖いんだよ。
それでもやらなきゃいけない。生半可な気持ちじゃできない。心を奮い立たせるしかない。
この先が続いているのかすらわからない道を歩いて進んできて、大きな岩だらけの獣道も必死で進んで、*2次は目の前が茨だらけの道を進もうとしている目黒くんの覚悟をわたしは無碍にはしたくないし、できない。
結局は受け手側の気持ちだから、この文章を読んでも傷ついたり怒るひとはいるんだろう。対岸(といってしまうのは悲しいけれど)にいる者同士、わかり合うことの難しさを痛感しています。そんなつもりはなかった、なんて言い始めたらそんなの全部だよね。*3お互い。自戒を込めて。
あの文章を目黒くんが好きなひとだけじゃなくて、気持ちを知りたかったひと、救われたかったひと、邪な気持ちで見に来たひと、様々なひとがいること、多分わかってる。ここまで大きく話が広がってしまうことは、ごめんなさい。そこまでは気が回らなかったと思う。本当にごめんなさい。それでも言葉にした覚悟を、そこまでして伝えたかった気持ちがあったことはどうか心の片隅に置いてほしい、と思うのはわがままなのかな、わがままなんだろうな。
自分が大切にしていることがあるように、目の前のひとにも大切にしていることがあること、もっと知っていかないといけないな。
君との出会いも素敵予想外
「忘れもしないです。その日はThey武道の結成8周年記念日で、「8周年おめでとう」って書かれたウチワがあって。発表されたと同時にそのウチワが下がったの。」
今回起こったことについて、いま現在自分が思ってることを書こうと思います。
いろんな気持ちが交差しているので矛盾はありますがどれも本当の気持ちです。あと、いまはまだひとを思いやれる気持ちをあいにく持ち合わせていません。誰かを攻撃したり傷つけたいわけではないこと、目黒担の総意ではなくあくまでも個人的意見であることだけはどうか、ご理解頂きたいです。
宇宙Six結成お披露目の日のことを話す目黒くんのことを思い出しました。
わたしはこの文章を読んだとき、これからの彼の眼に映る世界が優しい世界でありますように。二度とこんな気持ちになんてしませんように。何があっても目黒くんの味方でいる、そう決めました。
積み重ねてきた歴史も年齢も違う宇宙Sixが出来たとき、わたしは今まで一緒にお仕事をしてきたこたちと離れ離れになるのが嫌だった。全く違う世界に連れていかれることが嫌だった。ぜいがこのままじゃだめだって、限界を感じたって、だから何なんだ?そんなことどうでもよかった。それが理由だなんてもっと許せなかった。なんでまだまだ若いはらめぐが、なんで、なんで、マイナスのことしか浮かばなかった。
Snow Manの話をします。
元すの担がすのの話をします。
あくまでも元なので、今現在のことは外野からでしか知りません。だから石を投げてくれても構いません。
Snow Manはみんなで守ってきた名前です。
Snow Manという名前ができてからも不安定だったり4人で活動する期間があったり少クラはおろか雑誌に載らないことが普通だった。それでもいつだってすのはすのでいることを、6人でいることを選択してきた。
「グループとして」、彼らが同じ方向を向いた時期はそう遠くはないと思う。わたしは渡辺くんのファンだったから、渡辺くんが矢面に立たされたときに1人だったところも見てきた。他のメンバーが同じ立場にいたところも見てきた。不器用で泣き虫で真面目で、少しずつ少しずつ目の前の扉を開け続けるすのが好きだった。すのが、すのとすの担を大事にしてることも知ってる。横アリのあの白の景色だって忘れないよ。
昨今合わせると、歌舞伎から始まり祭りクリエえび座サマパラドリボ少年たちジャニワと一年を通してずっと現場がある。それに今は少クラに雑誌にYouTubeまである。何度も同じ映像を見なくたって、いまはすぐにすのの新しい一面を見れる。そんな日常がまさか変わるなんて。すのに限ってそんなこと。
本当に夢を追いかけたひと信じてあげたひと、そのために努力したひと、どれだけいるんだろう。
耳が痛い話、すの自身が切磋琢磨しているのと同じくらいお膳立てされてきたこともすの担なら自覚はあるはずで。
すの"だけ"の特別優遇を数多く受けてきて、それに甘んじてきた節はあったと思う。あの妙な文書が出回ったとき、タッキーが他のJr.にも手を回し始めたとき、危機感を持てるタイミングはあった。責める気持ちもわかる。けれど、この7年、7年だよ。
目黒くんの話に戻ります。
今回の件は求める求めていない関わらず「Snow Manのため」の人事だ。Snow Manが変わるための人事だ。
また、主語は目黒くんじゃない。
そもそも増員ってなんだ。
They武道は発端はぜいの3人のためだけれど、グループ名を無くして宇宙Sixとして生まれ変わった。
3+1+2=6と、6+3=6+3は全然違う。
宇宙はやっとグループとして出来てきたところでエース引っ張られて、当分は5人で舞台頑張ります!ってそんな。いままでずっと一緒にいたはらめぐは?こんなことで離れ離れにするの?今まで生まれなくて済んだ感情を生んでしまうのはあまりにも酷やしないか。感情の落とし所はどこに向かえばいいの。
(こうじくんとラウールくんの話は割愛しますごめんなさい。)
宇宙が出来て時が流れて、初年度クリエでのあの自信無さげな目黒くんはどこにいったの?と思わず笑ってしまうくらい、彼は本当に逞しくなりました。経緯は本人の言葉で語られていますが、目黒蓮として宇宙Sixのセンターとして、どこの舞台の上に立っても堂々としていて自信に満ち溢れていました。とにかくうちの目黒くん最高なんですよ…(突然の惚気)
めちゃくちゃ色々あることは承知で且つそんなことを諸々抜きにした話をすると、わたしは今回の件で選ばれた目黒くんに対して信頼感しかなくて。目黒くんが必要だったから選ばれたんだもん。すごいよ!!!
それに、今までと比べて目黒くんがメディアに露出する機会が格段に上がるはず。それってチャンスだ。
横アリの景色は目黒くんにどう映るのかな?
多分、数年前までなら不安でいっぱいだったと思う。けれど今は違う。あのときあの団扇を見た目黒くんは、ずっとずっと強い男の子になっていました。だから、大丈夫だって信じてる。運命の無茶振りもめいいっぱい楽しんでほしい!!!
目黒無双ぶちかますぞ~~~~~~!!!
ここに光あれ
特別な季節が増えた。
淡い紫と鮮やかな緑。コントラストが美しい紫陽花を見つめながら、季節が巡る度、今から残す気持ちたちを思い出すんだろうなと思った。
滝沢歌舞伎のメールで、春の訪れを知ることはいつのまにか体に染み込んでいた。ただ、今年は例年とは違った。別舞台と日にちが被っていたから、まさかめぐろくんが出演するなんて考えもみなかった。そして出演者に連なる「目黒蓮」という名前。友人からよかったねと言われるのが少し照れくさくて、にわかには信じられなくて、それでもうれしさはこみ上げるばかりだった。めぐろくんが思ってくれてるように、わたしにとっても滝沢歌舞伎は大事な大事な作品だから、充分な条件が揃わないことを踏まえても、それでもめぐろくんを、と選ばれたことが嬉しかった。
双眼鏡を掲げて君を探した。見つけた先はいつも真ん中か一列目だった。歌割りがあった。君だけの衣装を特別に拵えてもらっていた。鼠小僧の衣装が岡っ引きに変わっていた。WITH LOVEで主要メンバーとして名前を呼ばれた。
今年の歌舞伎の中でも「動きと表情だけで人生を表した」総踊りが特別にすきで。優しい目をして口角をすっと上げながら、凛と舞う姿は思わず呼吸を忘れるほどに美しく、まさに水面から太陽に向かって茎を伸ばして清く咲く蓮の花のようだった。
楽しさが溢れて思わず笑顔が溢れちゃうところも、唇を拭って観客席をハッとさせるところも、記憶のカケラで感情いっぱいに表現するところも、お水を被りにいったり被せたり(笑)するところもパントマイムみたいな(?)お手振りをするところも全部全部愛おしくて誇らしくて大好きだって気持ちが込み上げた。
一年前、シアタークリエで自信無さそうに控えめに立っていためぐろくんの背中はひと回りもふた回りも大きくなっていた。ここに辿り着く軌跡の中で、自信や勇気を携えてたくましくなっていくめぐろくんを見てきたから、点と点を繋いでやってきたのが今で、これからも未来に繋がっていくのかと思うともうずっとワクワクしちゃうなぁ。
桜が世界をピンク色に染め上げた春を越え、青梅雨が新緑を濡らし、夏はもうすぐそこまで来ています。夏のめぐろくんに早くこんにちはしたいなーー!!!
来年のお話なんて誰にもわからないけれど、めぐろくんはきっともっともっと素敵になっているんだろうな。そしてその舞台が滝沢歌舞伎だとなお嬉しいです。そして滝沢歌舞伎の益々の発展を心から願っています。滝沢歌舞伎2018年、大千穐楽おめでとうございます!
夜間飛行
ワンクールのドラマが4分44秒に詰まってる、そんな曲「夜間飛行」がすきですきでたまらないので思わずエントリ。
そっと見つめる「美しい横顔」も、わたしをなぞる「美しい指先」も、青く陰る「美しい瞳」も発する「美しい言葉」も、君を構成するすべてが美しい。美しくて愛しい。愛しくてずるい。
晴一さんは夜空に想いを馳せるのが本当に上手いなぁと思う。わたしの気持ちに気付いている君は夜空を見上げる。それでもわたしはその横顔さえ美しいと思ってしまう。
夜空に浮かぶ夜間飛行のようにわたしは飛ぶことができず、腕時計を外してとも言えない。音もなく刻む音、という表現には刻一刻と進んでゆく一瞬とも君といることで感じられる永遠ももどちらとも取ることができる。
君が呟く「月が綺麗」という言葉は、わたしの気持ちをはぐらかしたのか、それとも例の文豪のような例えなのか。
視覚も聴覚も触覚も、君のすべてが美しいと思うのに、唯一、好みではないと言ってしまうのが「甘くないパフューム」。強がることのできる唯一の救いだ。ただ、嗅覚とは呪いのようなもので、冷凍庫にいれておいて少し湿ったソフトクリームコーン。秋の訪れを告げた風。あのひとがマフラーを取って空気が揺れる瞬間。否応無しにひとの記憶を呼び覚ます。わたしはきっと街中でそのにおいとすれ違うたびに思い出す。でも、わたしは立ちすくんだりしない。ましてや泣いたりなんて、決してしない。
思い出せない。最後に見つめ合ったこと。いつも横並びだったから。初めて気付く。風を受ける盾になってくれていたこと。
わたしは思わず声を漏らす。的外れなんかじゃなかった。
大きく輝くそれは、あの日のようにわたしの瞳に青く陰を差す。そしてそっと呟く、
「月が綺麗。」
今だけは逃げないで 君を見つめてよう
めぐろくん、ハタチの一年間はどうでしたか?
一ファンから見たハタチのめぐろくんは、本当にキラキラしていて、見るたびにぐっと大人になって、こんなに底無しに魅力的になってゆくひとのファンになれた幸せを噛み締めた一年でした。
滝沢歌舞伎での、前田くんと共に担った扉開けが大好きで。あの扉を開けるように、めぐろくんの世界が拡がっていったような気がします。
ひとりひとりに目を合わせて寄り添ってくれたクリエに、大人の魅力がぐぐぐっと高まった亀ソロ。めぐろくん自身も言っていたけれど、本当に見違えるほどに表現力が上がっていて、今まで見たことのないめぐろくんがそこにいて。ずっとドキドキしっぱなしだったことを鮮明に覚えています。それから桃山ビートドライブに湾岸に嵐に、本当に目紛しく駆け抜けた一年でしたね。
桃山ビートトライブが発表された時、不安なんて1ミリもなかった。オーディションで掴んだ初外部舞台、しかもハタチにして掴んだ主演だなんて、誇らしい以外なんでもなかった。今のめぐろくんなら絶対にいい舞台を見せてくれる、と見る前から確信してました。
そして幕が上がってそこにいためぐろくんは清々しいくらいに美しかった。繊細で、優しくて、勇敢な小平太そのものでした。自分の殻を破りたくて、自分の感情に正直になって、自分の世界を創り出していく。楽しいって、いきてるって、体いっぱいに表現する姿を見ると多幸感で溢れました。ひとつだけ意外、というか少し驚いたのは、めぐろくん全然ほっぺたこけてないやん!ってことです(笑)(笑)(笑) いや、いいことなのよ!!!ただ、プレッシャーとかでごはん食べれてなかったらどうしよう、とかお姉さんは勝手に心配していたので、話を聞くと連日中華を食べていたり(笑) 、舞台稽古最終日は寂しくて泣いちゃったり、プレッシャーはもちろんあったとは思うけれど心身ともに健康で何よりでした。それもこれも、めぐろくんの愛される力によってなんだと思います。亮太くんと共に、座長がみんなに愛されたのは、愛される理由があるんだよ。
てか自担の主演舞台のために東京に通う週末なんて、オタク冥利に尽きすぎません?(笑) ほんとうちの自担最高なんですよ…
ハタチでどんどんと新しい世界を経験しためぐろくんが、次にどんな景色を見るんだろうと考えると楽しみでなりません。そんなめぐろくんの背中をずっと追いかけていきたいです。
チャンスを必ずモノにするめぐろくんが好きです。そんなめぐろくんにはチャンスからやってくるはずです。
21歳の一年間が、今までよりも幸せで溢れますように、たくさんの愛で包まれますように。
心からの祝福を!お誕生日おめでとうめぐろくん。
手を鳴らして呼び続けてね
「わたしたちはずっと手をにぎってることはできませんのね」
「ぶらんこのりだからな」
だんなさんはからだをしならせながらいった。
「ずっとゆれているのがうんめいさ。けどどうだい、すこしだけでもこうして」
と手をにぎり、またはなれながら、
「おたがいにいのちがけで手をつなげるのは、ほかでもない、すてきなこととおもうんだよ」
いしいしんじさんの「ぶらんこのり」の一節です。中学生の時に、繰り返し繰り返し読んだ節。
この夏、いやこの数年を経て、旅立つひとの背中を見る度に思い出していました。
目を下にやると真っ暗闇の世界で、向こう側にキミがいるともわからない。それでもギュッと握り返してくれると信じながらとびだしてゆく。
キミとわたしが手をつないでいられるのは、その力は、理屈やましてや物理的な力なんてものではなくて、信頼と愛情、そして優しい嘘。ただキミが好きなんだ。どんなときもキミがいいんだ。いつか夢は醒めてしまうなんて、今だけは知らないふりをして。きゅっと目を瞑って。
そして、ふたりで揺れながらも、自分勝手なわたしは手を離すのはいつだってわたしからだと思っていました。嘘が解ける瞬間は、わたしが目を開けた時だと。キミはいつだって手を差し伸べてくれて、まるで本当かのように優しい嘘をついてくれるのだと。
キミを失ったわたしは落ちることもできなくて、ゆらゆらとひとりで揺られています。確かにいたキミの面影をいつまでも探したままで。
キミの大人になっていく過程を、みんなでキラキラとステージで輝く姿を、当たり前のようにたのしみにしていました。当たり前なんてどこにもないのにね。
あの最高に楽しくて愛しい夏で最後だったなんて、今でも信じられないし信じたくないし。でも、でも、こんなに好きって思わせてくれて、楽しませてくれて本当に本当にありがとう。ぎゅっと手を握り続けてくれてありがとう。トラビスジャパンでいてくれてありがとう。思い出すと胸が痛くなるのはきっと治ってはくれないけれど、その痛みを感じるときにはキミのとびきりかわいい笑顔も思い出すよ。そしてキミの幸せを願っています。
「でも、大丈夫。
大丈夫って私にはわかる。
だって、ぶらんこは行ってはもどりする。はるかかなたへ消えたようでも、ちゃんとまっしぐらな軌道をえがき、ちょうどいい引力に従って、もといた場所にもどってくる。
それに、忘れちゃいけない。弟は世界一のぶらんこ乗りだ。」